外国人労働者雇用労務責任者講習について

外国人労働者雇用労務責任者講習とは厚生労働省の委託事業で、北海道から九州まで全国各地で開催されている講習です。その名の通り、外国人労働者雇用労務責任者に選任されている方や選任される予定の方向けになりますが、事業主や人事労務担当者なども広く対象となっています。私も先日受講させていただきましたが、広く外国人雇用についての知識が学べます。具体的には在留資格申請専門の行政書士と、労務管理を専門とする社会保険労務士双方の話が聞けると思っていただいていい内容でしたので、外国人を雇用している・する予定の場合はぜひ受講されることをお勧めいたします。

厚生労働省は「外国人労働者の雇用管理の改善等に関して事業主が適切に対処するための指針」を示し、その中で外国人労働者を常時10人以上雇用する事業者は「外国人労働者雇用労務責任者」を選任することとしています。もちろん、1人でも雇う場合には外国人労働者特有のルールを知る必要がありますので、こちらの講習をはじめ公的機関から出されるリーフレットや情報もご活用いただければと思います。貴社の業態や従業員の働き方などそれぞれの事情をしっかりと把握した上でより具体的なアドバイスをさせていただくのが社会保険労務士としての仕事ですが、まずは広く十分な内容が網羅されておりましたのでこちらの講習をご紹介いたしました。

外国人労働者雇用労務責任者講習のサイトはこちらから↓

https://gaikokujin-roumu.mhlw.go.jp/#about